【働き方改革】満員電車がなくなる時代がすぐそこに来ている
こんにちは、yo456(Follow @yo45611 )です。
今日は「これからの時代は働いた"時間”よりも、働いたことによって生み出した"価値”によって収入が左右される」というテーマでお話します。
みなさんは今年の4月から働き方改革関連法が施行されたのをご存知ですか?
私はネットワークインフラの構築や運用の仕事をしていることもあり、最近「働き方改革」というワードを本当によく聞きます。
実際に大手企業などから、関連した案件を受注することも増えてきています。
案件の具体的な内容は言えませんが、 会社で固定の座席を設けない「フリーデスク」、 オフィスに出勤せずにカフェや自宅などで仕事をする「 テレワーク」などがトレンドで、 その働き方に合わせて社内の無線環境や社外からのリモートアクセス環境などのネットワーク環境の整備が主な依頼内容になっています。
先日、安倍総理が働き方改革の取り組みの先進的な企業として「味の素」を視察した様子も記事になっていましたね。
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201903/29hatarakikata.html
政府としても、他企業にもこれから広く浸透を促したい考えで、 ここから数年で政府と企業が一体となり、 日本人の意識改革も含めた「働き方改革」 に本気で取り組んでいくのではないかと予想されます。
通信キャリアも、2020年の東京オリンピックに向けて「 5G通信の実用化」の準備を進めており、 5G通信が本当に実用化されれば、 通信環境は飛躍的に向上するでしょう。
そうなればオフィスに出勤しなくとも、 どこでも安定した通信環境で仕事できるようになり、 働き方改革の推進を後押しするはずです。
私自身、これから東京オリンピックに向けて色々な面で変化/成長していくであろう日本にとてもわくわくしています。
この働き方改革が進めば、会社に出勤する人も少なくなり、朝の満員電車がなくなることも夢ではないでしょう。
この働き方改革関連法の具体的な内容については、 色々な記事でも紹介されているので省略しますが、 端的に言うと、
①残業できる上限が減る
②有給が取得しやすくなる
③様々な働き方(働く場所)が選択できる
などのメリットがあります。
仕事に拘束される時間が減り、個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現しようというものです。
ここだけ聞くととても素敵ですが、 いくら法律で残業削減や有休取得を進めても、 その減った時間の分だけ仕事量(成果)が減るようでしたら、 会社や日本全体から見ると損失で、 改革は失敗になってしまいます。
今よりも少ない時間で、今までと同じ、もしくはそれ以上に生産性を出すこと、 すなわち「生産性向上」が大きなポイントになるのです。
実は、世界と比べると日本人は生産性が低いことを知っていますか?
以下の記事で日本人の生産性について書かれており、とてもおもしろい内容でしたので、興味があれば読んで みてください!
https://mitsucari.com/blog/productivity_factor/
記事の内容によると、 労働生産性の2017年の国際比較を見てみると、 日本人の労働生産性はOECD加盟35カ国中20位。 主要先進国である7カ国の中で見れば、 なんと最下位だと言うのです。
米国と比べると、3分の2の水準で、「 米国人が2時間で終わる仕事を日本人は3時間かかっている」 ということになります。
このデータが本当であればなんだか悲しくなってきますね。。
個人的には単純に日本人がみんな仕事ができないわけではなく、例えば製造業であれば「仕事が繊細で正確」、サービス業であれば「おもてなしの心が込もった丁寧な接客」など、単純にほかの国よりも優れた製品やサービスを提供している面もあると思います。
しかし、一方で自分の仕事が終わっているのに「先輩が帰るまでは帰れない」など、日本人の美徳から来る変な風習で、周りに合わせてダラダラ残業してしまうことが常態化している現場もまだ多いのではないでしょうか。
後者であれば本当に意味がないので、この法律によって職場環境が改善すれば良いですね。
ここまで前置きがながくなってしまいましたが、私が言いたかったことは、
これからは生産性、つまり「仕事の結果」が重要視される時代になります。
時間に対する価値が高まり、同じ時間でどれだけの成果があげられるのかが重要になるのです。
これからは、単純作業のAI化や海外労働者の流入が加速化し、誰でもできる仕事はどんどん価値が下がっていくでしょう。
今あなたがやっている仕事は、あなたにしかできない仕事ですか?
これからの時代では、この問いかけを常に自問自答することが成功のポイントになると思います。
劇的に変化していくであろう今後の時代、ビジネスマンとして活躍するためには、常に自分を磨き、アップデートしていく必要があります。
その中でも以下の3点は特に重要で、足りない点があれば今からすぐにでも取り組む価値があると考えます。
・変化に対応できる柔軟性
・AIには真似できないような専門性
・英語でのコミュニケーション
逆にこの3点の力があれば、仮に今務めている会社が潰れても、どんな状況になってもやっていけるでしょう。
Remember, that time is money.
記憶せよ、時は金なり、と。
Benjamin Franklin
ベンジャミン・フランクリン (1706-1790)
アメリカの独立革命の指導者 「若い職人への勧め」
それでは!
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