ヨシ五郎の泉

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トヨタ自動車でも終身雇用は難しい現実。副業を始めるにはやっぱり「ブログ」が良い理由

 

こんにちは、yo456( )です。

 

先日のこのニュースを見たでしょうか?
日本中に激震が走りました。

 

youtu.be

 

終身雇用制度は、景気の影響を受けやすい中小企業では難しいと言われていましたが、世界No.1の自動車売上(30兆円越え)を誇るトヨタの社長が「終身雇用は難しい」と発言したのはかなりショッキングで、日本で働くサラリーマンにとっては無視できない話だったはずです

 

私もこのニュースを見て、

 

トヨタで難しいんじゃ、他の企業はもっと無理では、、、😱」

 

と思ってしまいました。

 

そこで今日は、「本当に終身雇用は終わりなのか?失業リスクに備えて今何をやるべきなのか?」ということをテーマにお話をしたいと思います。

 

 

■目次

  1. 終身雇用の歴史
  2. 終身雇用はもう終わりなのか?
  3. 失業リスクに備えて何をすべきか
  4. ブログを始めるメリット
  5. まとめ

 


1.終身雇用の歴史

終身雇用は、戦後の日本の高度成長期を支えた代表的な人事制度で、終身雇用、年功序列企業内労働組合など長期就労を前提とした雇用慣行制度は「日本型雇用3種の神器」とも呼ばれました。

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世界第二位の経済大国にまで一気に駆け上がったこの頃の日本は、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とも言われ、海外からも注目されました。

 

しかし、会社の業績が右肩上がりで成長し続けないと維持できない諸刃の剣のような制度でもあり、バブル崩壊とともに、経営が苦しくなった企業の多くがリストラによって正社員を減らし、派遣雇用者を増やすようになりました。

 

結果として、終身雇用制度を維持している企業は激減し、維持できている企業は現在では日本全体の1割未満とも言われています。

 

 

 

2.終身雇用はもう終わりなのか?

断言はできませんが、トヨタ自動車が言う通り、ほとんどの企業で難しいのが現実なのだと思います。


右肩上がりで業績が上がり続けることが前提の制度なので、今後何十年もずっと黒字経営を続けて、全社員が定年するまでちゃんと給料を払うことを約束できる会社なんてほとんどないでしょう。

もちろん0ではないと思いますが、それはほんの一握りで、AI化など劇的に変化していくこのあとの時代では「絶対」はないと思います。

 

自動車業界を見ても、自動運転の技術が急速に進んでおり、10年後くらいには自動車は「所有」するものではなく、電車やバスのように移動手段として「利用」するものに価値観が変化して行くかもしれません。


また、電気自動車が主流になれば、部品がかなり単純になり、今と比べて10分の1くらいのコストで自動車が量産できるとも言われています。

 

そうなると、今の自動車業界での働き手は大量に仕事を失うかもしれません。。


尚、誤解されている方も多いかもしれませんが、終身雇用などの日本型雇用は、一部の大企業が採用している雇用慣行であって、決して法律ではない(=法的な拘束力はない)ということです。

成熟して経済が停滞した今の日本では、大企業も含めて雇用制度を真剣に見直す時期が来ているのは当然と言えば当然です。

 

トヨタ自動車はこの先の将来を予見し、日本のリーディンカンパニーとして、勇気を持って事実を発信してくれたのだと思います。

 


3.失業リスクに備えて何をすべきか

 

「会社が雇用を守ってくれる」
「大企業に入れば一生安泰」
「長く勤めるほど給料が上がる」

 

この考えは過去の戯言になりつつあり、仮に現在大企業に勤めている方も、今後は会社に依存せず、自分の身は自分で守る必要があると危機感を持った方も多いはずです。


「じゃあスキルアップのためにベンチャーに転職する?」と考えるのもアリですが、起業した会社が1年後に残ってる確率は半分、10年後は5%、30年後だと0.02%という残酷なデータもあり、リスクという意味だともっと高い気がします。。

 

 

結論から言うと、「会社以外の収入源を得るために準備する」ということなのかと思います。

もっとストレートに言うと逃げ道を作ると言うことです。

 

今までは、私も大企業に入って、転職せずに1つの会社で地道に仕事をしていくことが最もリスクのない生き方だと思っていましたが、むしろ今は「動かない」ことがリスクになっていて、今後は世の中の流れや情報に乗って早く行動する人」が成功するような気がしています。

 

今は会社という一本道のレールに乗っている人がほとんどですが、他にも道を作っておいて、いざというときに別のレールにもサッと移れるようにするイメージになります。

 

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こういった背景から、このあとの数年は副業や投資などに舵を切る人が爆発的に増えると予想しています。


最近、仮想通貨の値も爆上がりしてしたのが話題になっていますが、投資が活発化する動きはトヨタの社長の発言の影響もあって今後も続くと思いますし、「まずは副業で稼ごう!」と考えている人も多いと思います。

 

そして、副業の中でもブログを始める方、いわゆる「個人ブロガー」が今後急増すると思うのです。


その理由を次で説明します。

 


4.ブログを始めるメリット

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ブログは昔ほど稼げないし、「オワコン」とも言われていますが、全然そんなことはないと思います。

投資のようなリスクがなく、初期費用がほぼかからず、コツコツと積み上げていけば安定した収益が見込めるブログにはまだまだ魅力があるからです。

 

ちょうど2か月前にブログを始めた私もそう考えた一人でした。

 

ただ、リスクがない分、ブログで稼げるようになるには、「時間」がかかります。

読者に有益のある記事を発信し続ける必要があるので、実際にやってみて、結果が出るにまでには最低1~2年はかかることは覚悟しています。

 

私の場合は、色々考えた結果「ブログをやる」と決意しましたが、以前にブログを始めて1カ月経った時の収益やメリットなどを詳しくまとめた記事を書きましたので、何を始めるか迷っている方は、こちらの記事もチェックしてもらえればと思います。

 

1つ確かに言えるのは、ブログを始めて「良かった」ということです。

 

www.yo456.work

 

 
5.まとめ

今回のトヨタ自動車の終身雇用に対するニュースを見て、私が大学生だった約12年前のゼミの討論会のことを思い出しました。

当時、人事労務管理論を学んでいた私は、「今後の日本にマッチするのは終身雇用か成果主義か?」というテーマで他の大学と議論したのですが、その時の結論は

 

  • 終身雇用や年功序列は理想だけど、それをやるとほとんどの会社が潰れちゃう!
  • だから、制度を半々取り入れよう!

 

というものでした。

 

実際、現在はこの時の話が現実になっていて、私の会社でも半分が固定給、半分が成果給という制度になっています。

 

今はまだ、旧来の日本の人事制度を適用している大企業も多いですが、このあとの日本はどんどん成果主義寄りになっていき、そのうち「何年働いたか?」よりも「どんな結果を残したか?」という部分しか評価されなくなっているかもしれませんね。

 

長年会社に勤めている人にとっては悲しい現実ですが、逆に若手社員や中途採用の人にはチャンスが広がるはずです。

 

年齢や経歴に関係なく実力が重視される時代になり、もしかしたら10年後くらいに会社に入社する人は「終身雇用って何?」という状態になっているかもしれません。

 

繰り返しになりますが、今後は世の中の流れや情報に乗って早く行動する人」が成功すると思いますので、会社以外でも戦えるスキルを身に着けたり、副業などで、会社以外の収入源を準備したり、とにかく早く行動した方が良いと思います。

 

何をやるか決まらないのであれば、考えるのもよいですが、まずは行動してみて、行動しながら考えることがポイントになると思います。

 

ブログはその一例ですが、この記事に共感された方は、まずは何でも良いので、今までと違う新しいことに目を向けてみませんか?

 

Life is like riding a bicycle. To keep your balance you must keep moving.
「人生とは自転車のようなものだ。倒れないようにするには、走り続けなければならない。」
by Albert Einstein(アインシュタイン

 

 

それでは!

 

 

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