まだ始めてないの?児童手当はつみたてNISA(積立NISA)へ!
こんにちは、yo456(Follow @yo45611 )です。
先日金融庁が「老後資金として2000万円が必要」という報告書を出し、世間を賑わしたのは記憶に新しいですよね。
このニュースを見て将来への漠然とした不安を抱えた人も多いでしょう。
■高齢社会における資産形成・管理
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603/01.pdf
この「2000万円」という額ですが、具体的に貯めるにはどうすれば良いか?
毎月5万円ずつ貯金して34年目でやっと到達する額です。
ぶっちゃけキツくないですか?
現実的に、今の日本で2000万円を貯めることができるのは、収入の高い一部の層だけだと思うんですよね。。
でも、それが3万円だったらどうか?
大変なことに変わりはありませんが、現実的な数値に近づくと思います。
この毎月3万円という積立で堅実に資産を増やしていくには『つみたてNISA』でしょ!というのが今日のテーマです。
1.つみたてNISAとは?
つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で、2018年1月からスタートしました。
つみたてNISAの対象商品は、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と上場株式投資信託(ETF)に限定されており、投資できる上限が年間で40万と決まりがあるものの、投資初心者をはじめ幅広い年代の方にとって利用しやすい仕組みとなっています。
参照:金融庁HP
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html
この制度の素晴らしいところが、「非課税期間が20年間」だという点です。
通常は株などで儲けが出た場合は約20%を税金で持っていかれますが、儲けたお金が20年間はそのまま入ってくるのはデカいですよね。
また、かなり重要なポイントが「つみたてNISAでは選べる投資信託が限られている」という点です。
つみたてNISAは日本政府が、私たち自身で老後の資産を作ってもらうために作った制度であり、損をさせるわけにはいかないので「優良な投資先のみ」を吟味しているんです。
(政府のお勧めする制度で国民が損をしたら、当然大バッシングですからね)
もちろん政府のお墨付きだからと言って必ず儲かるとは限りませんが、他の投資と比べて損をするリスクはかなり低いのは事実だと思います。
初心者でも安心して始められるというわけです。
2.やった方が良い理由
私もやみくもにつみたてNISAを勧めているわけではありません。
・ただ貯金する場合
・積立型の学資保険に加入した場合
・つみたてNISAに加入した場合
この3つの選択肢で、月々3万円を積み立てて行った場合でシュミレーションした結果、『絶対につみたてNISAやん!!』という結論に至ったんです。
以下がそれぞれのメリットとデメリットのまとめ、毎月3万円ずつ積み立てた場合の資産のシュミレーションです。
上記考慮した結果、つみたてNISAは政府や金融庁がオフィシャルに勧める制度だけあって、長期積立投資で比較すると桁違いのメリットがあると思いました。
銀行に預金するだけなんて論外。学資保険についても、結局は保険会社が契約者から預かったお金を運用しているだけなので、元本割れのリスクがないわけではありません。
考えれるば考えるほど、つみたてNISA一択だと思いました。
3.どの投資信託を選べば良い?
まずつみたてNISAですが20年間の長期つみたて投資ということを前提にします。
あくまでも投資なので、1~2年という短いスパンで見るとマイナスになる可能性もあるためです。
つみたてNISAで選べる投資信託は、どれを選んでも基本的には元本割れのリスクは低いおすすめの商品なのですが、選ぶなら海外系の商品です。
日本の商品に投資することに対して否定はしませんが、日本は少子高齢化で人口もどんどん減っていきますし、経済的に今後伸びる要素はあまりないと思います。
もちろんいきなりガクンと下がることもないと思いますが、『今後の日本は緩やかに衰退していく』というのが一般的な見方です。
逆に海外に目を向けると、今後も経済は伸び続けていく可能性が高いです。
その中でも手数料(信託報酬)が安く、運用実績が高い以下の商品の中から2~3個選んでおけば間違いない(鉄板)と思います。
・<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
一度選んでも途中で別の商品への変更は可能なので、世の中の流れを見て『こっちの方がいいな』と思う商品があれば柔軟に対応していきましょうね!
4.おすすめの証券会社
証券会社はどこにすれば良い?とお悩みの方もいると思いますが、私がお勧めするのは「松井証券」か「楽天証券」のどちらかです。
私は楽天ユーザなので、楽天証券を選んでいますが、普段から株の売買をやってみたいと考えている方は1日10万までの取引なら手数料が0円の松井証券が良いと思います。
リンクを貼っておくので、これから始める方はチェックしてみて下さいね!
①松井証券
松井証券のメリットは、『1日10万円までの取引は手数料が0円』という点です。
1回の手数料はそれほどでなくても、積み重なっていくと大きな額になりますからね。。
NISA以外でも、「少額で株をやってみたい」という方はおすすめです。
↓ サイトはこちらから
②楽天証券
楽天証券にするメリットは2点あります。
1、取引によってポイントが貯まる
取引によって楽天のポイントが貯まっていくので、楽天市場で普段からお買い物をする方は楽天証券がおすすめです。貯まったポイントをつみたてNISAへの積立金に充てることができるのもありがたいです。
2、楽天銀行とマネーブリッジで連携すると普通預金の利息が0.1%になる
マネーブリッジとは、楽天証券と楽天銀行の口座を連携することで、取引時にいちいち楽天証券の口座に入金しなくても、楽天銀行から引き落としができる仕組です。
楽天銀行の口座開設も必要なので、最初の手続きが少し面倒ですが、今の時代に普通預金で利息が0.1%つくのって驚異的です。
楽天証券にするなら絶対にやるべきだと思います。
↓ サイトはこちらから
https://www.rakuten-sec.co.jp/
5.まとめ
今回の記事は私がつみたてNISAを始めるまでに勉強して調査した内容をまとめたものですので、必ず正解とは言えません。
元本割れのリスクあるでしょ?
など、やらない理由を探すことは簡単ですが、私はお金の勉強をすればするほど、つみたてNISAをはじめない理由が見つかりませんでした。
アリとキリギリスの話ではないですが、1年で見れば少しの差でも、それが10年、20年、30年と積み重なっていくと絶対に埋められない差になります。
子供がいて児童手当が支給されているご家庭であれば、ただ貯金したり消費してしまうのは愚策です。
子供の将来のため、自分たちの老後のためにもお金の勉強をして、今から種を蒔いて育てて行きましょう!
Someone is sitting in the shade today because someone planted a tree a long time ago.
木陰に座れるのは、ずっと前に誰かが木を植えてくれたから。
(世界最大の投資家である、ウォーレン・バフェットの言葉)
それでは!
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